特定行政書士とは? 行政書士からどう変わる

 

行政書士の新たな活躍方法が近年、誕生しています。行政書士の中に「特定行政書士」という新資格が制定されたことをご存じでしょうか? 平成27年からはじまったばかりですから、まだ巷では、もの珍しい存在でしょう。

特定行政書士と一般の行政書士の最大の違いは、前者には「不服審査請求の申立て」ができること。これでは何のことだかわかりにくいですが、正確に記すなら「官公署に提出する書類に係る許認可等に関する審査請求、異議申立て、再審査請求等行政庁に対する不服申立ての手続き」です。これは、今までは弁護士にならないとできない業務でした。

この「不服審査」とは、行政不服審査法という法令にもとづいています。主に、行政庁の処分に対して不服を申し立てたい場合が該当します。
たとえば、行政書士が作成した書類を官公署等に提出したのに、受理が認められなかったとします(「許認可が出ない場合」と、法令上は扱われます)。そのときに、審査の請求や不服の申し立て、さらに再審査請求等までを依頼人の代理として実行できるのです。

ただの行政書士が特定行政書士になりたいと思ったら、書士会にお願いして研修を受ける必要があります。それを修了したら、考査試験に合格することが義務付けられています。

・研修

所属する連合会は都道府県単位で活動していますが、県ごとに日程にはばらつきがあるようです。
いずれにせよ、4日間の研修が数回開催されます。自分にとって出席しやすい日程を選んで申し込みます。4日の間に18時間の研修に参加します。

・考査試験

決められた日に特定行政書士の考査試験が開催されます。問題数は多めではありませんが試験時間はこれまで、2時間くらいとかなり短く、1問あたりのシンキングタイムはたいしたことがありません。
この試験は2ヶ月後に結果が発表されます。6割くらいの正答が必須とされています。

合格率を最大限に高める勉強法 >> いますぐ無料モニター教材を取り寄せる

開業したらどうなるの? >> 行政書士の仕事の実態調査を見る