お客様の業務を徹底して学ぶ姿勢が大切です

 

同じように士業として独立開業を目指すといっても、それぞれの職業によってやはり適性があると思います。
たとえば税理士であれば、数字につよいことが大前提です。「狩猟型」・「農耕型」などのタイプ別の見方をしますと、会社の台所(収支)をあずかる役どころですから、どちらかいえば攻めより守りが得意な人が適しているでしょう。
また社会保険労務士であれば、人々の生活に関心を寄せられる人であることが大事です。
保険を中心に扱いますから税理士と同じように数字につよいことは欠かせませんが、それはあくまでスキルです。
本当に大切なのはお客様の年金面での不安や経済的負担を少しでも軽くしてあげられるよう、親身になって個人をお手伝いする気持ちを持っていることなのです。

それでは、行政書士に求められる適性とは何でしょうか?

私はそれは、みなさんが独立後専門分野に選んだ、事業を勉強する向学心だと思います。
あたかもその業界でご飯を食べている人であるかのように、その分野のことを勉強して精通するのです。

このことを、たとえば建築業を例に考えてみますと、 建築工事の許認可業務を行う際に、行政書士に最も求められることは、許認可等を受けるにあたっての可否の判断などができるかどうかということです。
その案件が、新築かそれとも増改築か、また建物が木造建築か鉄筋構造か そうした個々の案件の事情に応じて、要件をクリアできるのかどうか?
その可能性を判断できるようなセンスというものが絶対に必要になってきます。

そしてどうすれば役所に許認可がおろしてもらえるか、ケースによってはお客様(施工業者)と戦略を練られるようになることが大事でしょう。
それができるようになるために、業務に必要とされる要件をしっかり頭に叩き込んでおくことです。

お客様の業務(専門分野)のことを、徹底的に勉強することが大事なのです!

そうやって専門の業務を自分のものにできればしめたもので、依頼者の相談にも自信を持って応じることが出来るようになります。

これは極端な話ですが、みなさんが気になっている書類の書き方というのは、新米行政書士の頃は役所の担当者に教えてもらいながら書いてもなんとかなるものなのです。

これは長年独立開業者として働いてきた私個人の経験則に過ぎませんが、巡ってきた仕事に興味を持って、ある意味面白がって勉強を続けている人が、食べられないことなど決してありません。

営業の対象分野が無数にあり、好きな分野を選んで仕事ができる行政書士は、数ある士業のなかでも、働き方に最も幅があり、融通も利く職業です。

広く産業社会に目が向いている人で、ある分野について深堀して勉強する意欲のある人に、行政書士を目指してほしいと思います。

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