行政書士の試験内容
行政書士の試験は、下記の内容になっています。
行政書士の業務に関し必要な法令等 (出題数46題)
「憲法」、「行政法」(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法を中心とする。)、「民法」、「商法」および「基礎法学」の中から、それぞれ出題しする。
行政書士の業務に関連する一般知識等(出題数14題)
政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解。
出題形式
「行政書士の業務に関し必要な法令等」は択一式および記述式。
「行政書士の業務に関連する一般知識等」は択一式。
記述式は、40字程度で記述するものを出題。
※詳しくは、行政書士試験研究センターの情報をご覧ください。
http://gyosei-shiken.or.jp/shiken/index.html
ここでは、平成20年度の各試験科目の配点比率から、試験の対策を考えたいと思います。
平成20年度の法令科目7科目と一般知識の配点は以下の通りです。
- 行政法 92点
- 民法 76点
- 憲法 28点
- 地方自治法 20点
- 会社法 16点
- 基礎法学 8点
- 商法 4点
- 一般知識 56点
※満点300点(合格点180点)
配点を見てみると、行政書士試験は、「行政法」、「民法」、「一般知識」に大きくウエイトが置かれた試験であることがわかると思います。
毎年配点には多少のばらつきがありますが、この3つの科目にウエイトが置かれる傾向は、おそらく今後も変わらないでしょう。
「行政法」が克服できていないと、合格はまず期待できないのが行政書士試験なのです。
ところが行政法は、民法と比べてみても普段の生活のなかで馴染みがないですし、憲法のように高校の授業で学ぶこともほとんどありません。
そして多くの受験者は、意外とこの「行政法」を苦手としたまま受験に挑んでしまっているケースが多いのです。
資格取得を目指す前に、まずは書店での立ち読みで構いませんので、あなたがこの「行政法」に馴染めそうかどうかを調べてみてください。
本試験では、行政法はオーソドックスな出題が多いため、しっかり勉強していれば得点できます。
問題は行政法に馴染めるかどうかです。これはもちろん独立開業後も、一生ついてまわることですので、まずはその見極めから始めることをお薦めします。
また試験は300点満点で、合格点は180点(60%以上正解で合格)ですが、「法令科目が50%以上の正解かつ一般知識が40%以上の正解を満たして合計で60%以上」という合格制限もあります。
一般知識の存在が行政書士試験のハードルを高めていると一般に言われていますが、そのことについてはまた別の機会にお話ししたいと思います。